こんにちはうづまこ陶芸教室です。
今回は陶器で作る手作りアクセサリー体験の様子を少しお伝えしたいと思います。
まず、使う土は半磁土と呼ばれる半分磁器、半分土の物を使います。土よりも加工がしやすいので細かい模様を彫ることができます。
焼き上がりの色も、土と半磁土では異なり、同じ釉薬(うわぐすり)をかけても違う雰囲気に焼きあがります。
それでは作り方を説明していきます。
最初は土(半磁土)を均等な厚みに伸ばすところから始めます。タタラ板を使い、薄く均等な厚みになるまで伸ばしていきます。立体のものも別の作り方で作れるのでご安心を。ここで一つ、焼き物は焼くと収縮して小さくなるので、少し大きめに作りましょう。
土が均等な厚みになったら、好きな形を切り出します。今作っているのは薄い板状の物で、ピアスやブローチなどに向いています。形を切り出したら、指を使ってバリなどをきれいにしていきます。角をとったり、表面をつるつるにしたり、大まかに形を整えていきます。
次に、形が整ったら、模様を入れていきます。表面にカンナや彫刻刀、木べらなどを使って線や模様を入れていきます。少し和菓子の練り切りの作り方に近い感じです。手作り陶器アクセサリーなので、土の質感をあえて出すのもありですね、わざと表面を荒く削ってみたり、成形時の指あ後をのこしたり、など、陶器特有の質感を楽しんでもいいかもしれません。
模様を入れたら、ほぼ完成です。あとは細かい修正を加えてできあがり。
次に、立体の陶器アクセサリーの作りかたです。
流れは前の物と同じです。まずは、作りたい大きさに土を丸めるなり、四角にするなり、土台となる塊を作っていきます。形は自由ですし、土は柔らかいので簡単に形を変化させることができます。金属では難しい形も土なら出来るかもしれません。加工がしやすいのは、陶器、陶芸の面白いところです。思い通りの形の手作りアクセサリーをつくりましょう。
土台になる土の塊ができたら、加工です。例えば、丸い塊に小さい穴をたくさんつけて、上に葉っぱの形をのせてあげて、みかんの形にしたり、同じようにリンゴもできますね。他にも突起をたくさんつけて、星の形に作ったりなど、アイデア次第でなんでも作れます。指輪などにいいかもしれないですね。
これも後は、細かい修正を加えて完成です。
最後に先日体験に来てくださったお客様の陶器手作りアクセサリーの作品の写真を少しお見せしたいとおもいます。
先日の体験では成形までをして頂きました。次回色付けをしに来られます。これがどんな風に焼き上がるのかとても楽しみですね。ぜひ皆様も陶器でアクセサリー体験で、自分だけのオリジナルアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか。
さて、アクセサリー体験色付け(絵付け)の作業の様子をお見せしましょう。今回は質感にこだわりがあり、釉薬(焼くとガラス質になる陶器のコーティング剤の様なもの)と下絵付けとういう技法で前回作ったアクセサリーに色を付けていきました。
まずは下絵付け、一度低い温度で焼いた素地に顔料を水で溶かした物で色を付けていきます。小さい作品なので難しそうでしたが、こちらのお客様は上手にやられていました。
筆を使って細かい所にも色を付けていきます。もう一つも同じように色を付け、あとの二つは釉薬を二色使って色付けをされていました。こちらが焼く前のアクセサリーたちです。
綺麗に塗れています!さあこれが焼くとどんな仕上がりになるのか楽しみです。
こちらが焼きあがった作品になります。写真では伝わりにくいですが、希望していた質感も出たと思います!これでオリジナルアクセサリーの完成です。最初から最後まで自分の手で作るアクセサリーいかがでしょうか。ご興味のある方はホームページで詳細が見れますのでご覧ください。
アクセサリー体験の作品サンプルや料金など、詳細はこちらから。
どんな形でも作れるアクセサリー体験の様子を少しお伝えしました。
それでは、教室でお会いできるのを楽しみにしております。
失礼致します。
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