土鍋手作り体験プランでできるのは、土鍋だけではありません!
今回は手作りならではの自由な造形で作るステーキ皿をご紹介いたします♪
こちらも土鍋の作り方を少しアレンジすればとっても簡単に作れるんですよ!
お肉が大好きな方へのギフトやプレゼントとしてもぜひともおススメです。
はやいものであっという間に2月が過ぎ去り、気づけばもう3月…あちこちで梅の花がほころび始めていますね。
春に向かってしばらくは急な寒暖差のある日々が続きそうですが、日中のうららかな日差しを浴びていると間近に迫る春の足音になんだかとほのぼのとしてしまいますね。
しかし少しづつ春めいて動きやすくなってくるこの季節に気温とともに食欲の上昇も感じてしまうのは筆者だけでしょうか?笑
そんな食いしん坊の皆様にもぜひご紹介したい土鍋手作りプランのサンプルができましたので掲載いたします!
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前回の記事でもご案内させていただきましたこの土鍋手作りプランではオーソドックスな土鍋の作品がほとんどでしたが、
今回は土鍋を作る時に使う特別な耐火性のある粘土を使ってステーキ皿のサンプルを作ってみました!
その名も名づけて「FUJISANステーキ皿」です!中がこんもりと富士山のように盛り上がってますね~!
このお皿でステーキはもちろんジンギスカン、ソーセージ…といろんなお肉が焼けそうです!
見た目もかわいいこのお皿、隠された工夫がいっぱい詰め込まれているんですよ♪早速詳しく見ていきましょう~
まずはこのこんもりとしたドーム状の中央部分に注目です!こちらはドーム部分がちょうどコンロの五徳の部分に大きさに作られておりまして、そのまま直火にかけて焼くことができます。
さらにこの部分をよく見てみると筋状の模様がついているのがお分かりいただけますでしょうか。こちらの模様は写真のように小さなカンナで粘土を彫り込んで加飾しています。
一見してオシャレな装飾のようにも見えますが、この筋状の窪みが焼けたステーキの余分な脂をきれいに落としてくれるんです♪
デザインとしてもかわいらしくお肉もさっぱり頂けそうな健康にもやさしいアイディアですね!
続きましての注目ポイントは取っ手です!本体の上に板状の取っ手を乗せることで浅めのお皿でもできるだけ火から遠く、また4本指がしっかり収まるサイズに作っています。
そうすることで実際にお肉やお野菜が乗って重さが出てもしっかりと持てるようになりますので、実際に使う時のことをよく考えてつくられた設計です。
土鍋もそうですが、やはり取っ手はオリジナリティを出せる部分の一つでもあり、同時に使いやすさもまたかなり重要なポイントなんですよ♪
そして最後の工夫ポイントはこちらのフチの部分です!写真ですとだいぶわかりづらいかと思いますがフチの部分が少し内側にむけて傾斜がついています。
こちらはお肉の脂や水分などが溢れにくいように、ということでこのような設計になっています。
形にしてみればほんの数ミリの差ではありますが、実際に使いやすいお皿やお茶わんなどはこのお皿と似たような細かな工夫がたくさん施されているんですよ~!
気になる方はぜひ実物を手に取ってみてくださいね!
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今回のステーキ皿の工夫ポイントはいかがでしたでしょうか?こういったオリジナリティ溢れるアイディアやイメージをそのまま形にできるのが手作りの良さですよね!
こういったポイントは土鍋作り体験だけに限らず、その他の一日陶芸体験プランや、ウェディングギフト体験などでも十分に生かしていける内容ですのでぜひ実際に作る時のご参考にしていただければ幸いです。
きっと使う場面、使う人のことを想像しながら作品を作るとアイディアに溢れた世界に一つの最高の陶芸作品に仕上がるはずです♪
■3/27日 追記
さてさて、少しお時間が開いてしまいましたが、FUJISANステーキ皿、無事に焼き上がりました~!
まずは本焼き前の絵付けの段階から見ていきましょう!
こちらが絵付け後の写真になります!
あえて白い地を残して下部に青い下絵具をつけることによって山頂部の雪を表現しています。
周りの濃い青は呉須(ごす)という顔料を使って青色で統一してみました。
ここに透明釉をかけて焼きました。これが焼けるとどうなるかといいますと…
こんな感じになりました!絵付け前より光沢感が出て印象が少し変わりました!
透明の釉薬ですので、下絵具の色がしっかりと出ていますね。
裏返すと内側のマグマイメージの赤い絵の具がかかっているのもポイントです。
暖かくなってきたので、後ほど教室ではこちらのお皿でステーキパーティのお話もあるとかないとか…!
後ほどその模様もお届けできればと思います。それではまた!