簡易金継ぎから本格金継ぎへ!金継ぎの奥深さを体験

こんにちは、

東京タワーの近くにある「うづまこ陶芸教室」の2階にオープンした

「うづまこ金継ぎ教室」です。

JR田町や都営地下鉄三田線三田駅、大江戸線赤羽橋駅から

徒歩圏内です。

 

今日は、

簡易金継ぎと本格金継ぎの違いについて

話していきたいと思います。

 

割れてしまった器を修復する日本の伝統技法「金継ぎ」。

今日の会員さんは前から金継ぎに興味があり、

手軽にできる簡易金継ぎキットを購入してトライしてみたそうです。

 

簡易金継ぎの手軽さには驚きましたが...

いつか、もっと本格的な金継ぎに挑戦したいと思うようになっていました。

そして「うづまこ金継ぎ教室」スタートの話しを聞いていらっしゃいました。

 

簡易金継ぎ


簡易金継ぎは、合成樹脂や接着剤などを使って割れた器を修復する方法です。

必要な道具も少なく、短時間でできるので、初心者でも気軽に挑戦できますね。

簡単に、割れてしまったお気に入りのマグカップを簡易金継ぎで修復することができるのです。

接着剤で割れた部分をくっつけ、金色の塗料で仕上げる工程は、まるで壊れたパズルを組み立てるようで、きっと楽しいですよ。そして、修復されたマグカップは、割れた部分が金色に輝き、生まれ変わります。

 

本格金継ぎへの挑戦


簡易金継ぎを体験された方の多くは、もっと本格的な金継ぎに挑戦したいと思うようになりますよね。本格金継ぎは、天然の漆や金粉などを使って修復する方法で、より高度な技術と時間が必要です。

うづまこ金継ぎ教室では、漆を専門として大学でしっかりと学んできた講師が、漆の扱い方から金粉の蒔き方まで、丁寧に教えています。

 

簡易金継ぎと本格金継ぎの違い


本格金継ぎと簡易金継ぎの最大の違いは、材料と工程です。

項目 簡易金継ぎ 本格金継ぎ
材料 合成樹脂、接着剤、金色の塗料など 天然の漆、麦漆、金粉、砥の粉など
工程 接着、研磨、彩色など 接着、錆付け、刻苧付け、漆塗り、金粉蒔きなど
時間 数時間~1日 数週間~数ヶ月
仕上がり 比較的均一で光沢のある仕上がり 自然で深みのある仕上がり
耐久性 比較的低い 高い
安全性 食材に触れるものには不向き※使用する材料によります。 食材に触れるものにも使用可能

 

本格金継ぎは、漆を扱うため、かぶれる可能性や乾燥に時間がかかるなど、注意すべき点がいくつかあります。しかし、その分、仕上がりは美しく、耐久性も高いのが特徴です。

 

本格金継ぎの奥深さ


会員さんたちは、金継ぎ教室で本格的な金継ぎを体験して、その奥深さに驚いています。

「細かい作業だとは知っていたけど、こんなに丁寧に時間をかけていくとは思わなかった。」

「作業に没頭できて、とても楽しい!」そんな声をいただいています。

漆の扱い方一つで仕上がりが大きく変わりますので、丁寧に指導させていただきます。

また、金継ぎは単に器を修復するだけでなく、割れた部分を新たな景色として捉え、美しさを引き出す日本の美意識が込められています。

 

金継ぎを通して得られるもの


金継ぎを通して、物を大切にする心や、日本の伝統文化の素晴らしさ、それだけではなく静かに集中する心地の良い時間をきっと感じることができるでしょう。

そして、何よりも、壊れたものが美しく生まれ変わる金継ぎの魅力に、すっかり魅了されるかと^^

ぜひ、ご自身だけの金継ぎ作品を作っていってほしいです。

 

最後に


簡易金継ぎは、手軽に金継ぎを体験できる素晴らしい方法です。しかし、本格金継ぎは、より高度な技術と時間が必要ですが、その分、仕上がりは美しく、耐久性も高い、そして時間をかけた分愛着がわいてくるのが特徴です。

金継ぎに興味がある方は、ぜひ一度、本格金継ぎに挑戦してみてください。きっと、金継ぎの奥深さと魅力に魅了されるはずです。

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